何とはなしに並べてみた


1970年と2007年と。

岡林信康マキシマムザホルモンと。

「私達の望むものは」と「絶望ビリー」と。

どっちがいいか悪いかってのはまったくないんだが、ほぼ40年の時間を隔てて、この二つの共通点を挙げるとすれば、それは「意味がない」ってことなのかもしれん、なんつってね。

一種のディベート能力みたいなもんで、昔はよかった、今がサイコー、どちらの論点に立っても何かしら言える。そしていろいろ言いたい人もウズウズしちゃうのかもしれん。

ただ本当に、意味はないんだよなあって思った。いや、意味がないってことについてまたなにか語りたいって人もいるかもしれん。意味論なんて引っ張り出して来て高所からなにか言うとかあるかもしれん。しかしまあ、そういうのも熱病みたいなもんだし。明日になったらまた考え変わるだろ。

どうしてこういう刹那的な、意味のない「音楽」に魅かれちゃうんだろうかね。そういう不条理さそのものが魅力なのかもしれん。

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さすがに絶望ビリーの方はリンク切れておりますが、ライブ映像を比較したかったという意図でありました。(10/07)