まあテキトーに

唐突に更新

一番はっきりしてんのはPrince御大なんだけど、Roy AyersにしろTeddy Pendergrassにしろ、あるいはGo-Goのムーブメントにせよ、ポピュラーな黒人音楽には必ず同性愛的な雰囲気、というか、「オカマ感」を匂わせる系譜ってのがあって、なんかそれがstinkyとい…

特にないけど

True Loveアーティスト: Toots & Maytals出版社/メーカー: V2 Int'l発売日: 2008/10/07メディア: CD クリック: 5回この商品を含むブログ (1件) を見るぼさーっとiTunes聞き流してたらMaytalsの「Pressure Drop」再録withクラプトン。これすげえな。どうでも…

細かいですが

Fania All Starsに"Piano Man"っていう、ピアニストのPapo Luccaが張り切っちゃう曲がありましてね。あれっ? おかしいなっこの曲? 聞いたことあるなーってずっと思ってたんです。ピアノマンって言えばBilly Joelなんですけど、そのビリー・ジョエルのピア…

なまけ放題ですが

なんかいろいろ聞き過ぎちゃってて、本も読み過ぎちゃってて、いろいろ知恵熱出してるって状態。CD評よりも、書評ってのをおいおい書いていきたいんだけどさー。やっぱ難しいんだよねいざ文章にしようとするとね。しかも『ヒップホップ・ジェネレーション』…

Excello Records

ナッシュビルなんだよなあExcello Recordsって。独特の南部フレーバーを振りかけた病み付きになる音。エクセロのジェイ・ミラーって、CWAのジェリー・ローラーと印象がどうしても被ってしまう。プロレスの話です。Slim Harpo, Lazy Lester, Lightnin' Slim, …

M-1おもしれーかった。

まいったなーELTON ANDERSONがめちゃくちゃいいんですが。何度目だ検索したの。以前検索したの忘れてんだもんなー。しかし彼名義のお手頃CDはないっつーのは仕方ない。CDはお手頃とは言っても、90年代に一度出してそれっきりとかいう入手困難なCDも多いとな…

とにかく近況

また時間を置いて腐らせてしまったなあ。なんつっても腐ログっていう位ですからね!Throw Down Your Heart [DVD] [Import]出版社/メーカー: New Video Group発売日: 2009/11/03メディア: DVD クリック: 4回この商品を含むブログ (2件) を見る白人の音楽家が…

0915

…まったくどマイナーなテキストにぶち当たったもんだ。 ELTON ANDERSON1932年9月9日ルイジアナ州Lake Charles生、1983年6月没。主にブルースとスワンプポップのギタリスト/ヴォーカリスト。1956年から1957年の間、OpelousasのSouthern Clubで、Sid Lawrence…

0914

* 1961年1月、キューバと国交断絶。 1964年、Fania創設。マスッチ30歳、パチェーコ29歳。 1967年、『El Malo』でデビュー。ウィリー・コローン17歳、エクトル・ラボー20歳。ちなみに猪木、藤波、蝶野の年齢差はそれぞれちょうど10歳。年齢とか世代をまったく…

ビートルズのなんちゃらについて

ニッポン放送が好きでねー。特に朝の時間帯。小倉淳っていうバブルを引きずった元日テレで現在フリーのアナウンサーが、女遊びも飲み歩くことも遠ざけて早朝4時頃から仕事してるってサマだけで、まず気分を引き締める。それから朝6時、朝の顔は上ちゃんこ…

またRIPですね

いやでも若いだろまだ。ええ?http://oops-music.com/info/view_news_rss.html?nid=50144Roots Radicsに対しては常に尊敬している。尊敬せずにはいられない。打ち込み前夜まで、これ以上ないバンドサウンドを研ぎすました連中である。ちょっと前にスラロビが…

夏だね

「黒い太陽」というキャバクラ漫画で、千鶴は太陽のようなキャバ嬢と表現されている。千鶴の前では、全ての男が、ニキビ面の少年に戻れるんだと。Twista / SunshineTwistaみたいなおっさんラッパーでもそれは同じでしょうな。さあ、せいぜい夏を満喫しましょ…

やばいもう夏

マイケル追悼関連のblogは。分かったような分かってないような喉元過ぎたらどうでもいいような文章ばかりである一方、向こうのmp3blog界隈の連中は追悼uploadしてくるブツがもうすごいのばっか。音楽に対しては音楽でしか語れないっつーのは本当かもしれん。…

煙たい女

ふらっと巡回して行き着いた、ちあきなおみの喝采って歌。 ええ曲です。他のさまざまなアーティストが喝采をカバーしてるんだが、どうにもコメントが手厳しい。痛いぐらいのちあきなおみ信者が思わず書き込んでしまう様を見ると、きっとそれだけちあきなおみ…

「In the pines」を調べてみた

"In the Pines" は、"Black Girl"とか"Where Did You Sleep Last Night?"とも呼ばれるトラディショナルなアメリカンフォークソングで、多分1870年代頃にアパラチアの南部でできたメロディじゃないかと言われている。作曲者は不明。ただし、歌詞にはめっちゃ…

俺流女の子牧場

ネタのつもりで書いてみた。今は反省している。カントリーの女性シンガーを萌え悶えながら聞いてみようって主旨。別に詳しくはないが、詳しくなれればいいなあとはいつも思ってます。 Kathleen Edwardsたん。 1978年生まれ。この顔アリです。サブカル入って…

キヨシローのこと

Memphis(紙ジャケット仕様)アーティスト: 忌野清志郎出版社/メーカー: EMIミュージック・ジャパン発売日: 2008/07/23メディア: CD クリック: 2回この商品を含むブログ (4件) を見るもちろん比べるわけではない。比べるわけではないが、ジェリー・ガルシアや…

奄美の職人技

奄美の島唄がすごいってのは、恐らく多くの音楽好きの方々が気づいていることだろう。特に長く続いた圧政から生まれた音楽であるという歴史は、アメリカ南部発祥のbluesと重ねて見る事もできる。比較的気楽なムードの漂う琉球の島唄をカリブの島々に喩えるな…

トラックの時代

少しだけトラッカーソングに触れたんだが、自分がトラックの基礎すら知らないことに愕然とした。のでダラダラと動画を並べてみた。 映画 まずトラック映画について。トラックを題材にした作品は「They Drive By Night (1940)」など数多くあったが、ひとつの…

だって万引きしようがないもの

音楽を盗むこと: それは悪か善か?という記事読んで、半分納得したが未だ納得できない部分もありました。ごく最近の、個人的な身の回りの音楽環境を整理して考えてみようと思います。CDは買います。月に10枚いくかいかないか。タワレコその他のレコード店に…

ふと思い出した話

そういやなんで自分がUKに思い入れがないか、という理由を言うのに、ちょっと思い出した話がある。ロンドンに行ってたヤツがいる。当時ドラムンベースが最先端っていう時期で、そいつも渋谷と六本木のwaveを自転車で往復していたようなヤツだったので、案の…

同意できるところとできないところがあった

http://anond.hatelabo.jp/20090308235742 ProToolsの弊害は、パフォーマーの芸を「芸」として見えにくくしているところがある。録音されたモノは限りなく編集することができるわけで、その録音物とライブを対比して、例えばN島M嘉の歌が実際上手かどうかを…

ジェニファー・ハドソン頑張って!!

Jennifer Hudsonがスーパーボウルの国歌で復活したってニュースを聞いてたんだがそういえばチェックしてなかった。ので見た。やっぱりちょっと可哀想な感じがした。出来はイマイチかなあ…。つい半年前の民主党全国大会での国歌は俺の知ってるStar Spangled B…

遅ればせながらグラミー授賞式見た

グラミーの受賞の模様を見た。アリソン・クラウスとロバート・プラントが壇上に何度も呼ばれたんだが、アリソンはほんと無口やね。ロバート・プラントが「たまには別の人から挨拶をしてもらいましょう」といってTボーン・バーネットに話を振ったところ、「奇…

Where the "Latin Goes Ska" goes?

年明けにはブルース・スプリングスティーン、デレク・トラックスの新譜が立て続けに出る。さあもう伝え聞くところによるとまたまたどちらも名盤のようだ。今からもう楽しみ過ぎる。ところで2008年のコモンやQティップの新作は散々だった。個人的にどちらもひ…

全然日記書いてない

この間飲んだ時に、アフリカンアメリカンの音楽を三国志のように書く事は可能かどうかという話をしてたなそういえば。別に時代とか関係なしに俺の中の重要人物っていうことで勝手にやると。魏=フェス(Professor Longhair) 蜀=JGW(Johnny "Guitar" Watson) …

田母神論文で気がついた

オバマ大統領誕生の夜のブロンクスのかけ声について小浜市と全然違うってことにちょっとだけ触れたんだけど、大体日本のかけ声だと「オーバーマ!(うん)オーバーマ!(うん)」になるのが常だ。これは「イーノーキ!(うん)イーノーキ!(うん)」と同じ…

R&Bが終わるわけはない

まあR&Bが何を指しているのかすらさっぱり分からない、というのなら分かるが。El DebargeのI Like Itなんて聞くともう本当に。 このプロレス感。そしてこのヨーロッパ感。なんじゃそれは。自分で言ってる意味すら分からないが、これがじゃあサム・クックと歴…

パンクス雑感

「ピストルズ→PIL」「クラッシュ→メスカレロス」という歴史はそのまま「Rancid→Transplants」に当てはまるのかもしれない。劣化というわけではないんだが、当人の勘違い(だと仮定して)以上に世間が勘違いしているからおかしなことになってるんだと思う。と…

I'm Coming Homeという曲の話

Clifton Chenierの「I'm Coming Home」という曲は、ザディコ・アンセムって勝手に呼んでるんだが、特にChenier家やその一族、一門にとってはとても大事で特別な曲がある。で、今までこの曲はずっとサム・クックのヒット曲「Bring it On Home to me」にインス…