ジョンクリに行くべきかどうか迷っている

Mo Hippa

そういえばこの前デレク・トラックスが来日した時は「これは絶対に行かないと」と迷うことはなかった。結果行って正解だった。デレクのギターの音はそりゃ見事だったし、バンドもいかにもナマモノって感じることができた。なにしろあの3世代くらいにわたる客の期待感が出すvibesは面白かった。オールマンという血脈を受け継いでいるばかりではなく、現代のジャムバンドとしても傑出しているデレクだから、自分もそういう雰囲気になれたのではないかと思う。実際チケットも即完に近かった。

振り返ってジョンクリ、Jon Cleary、ジョン・クレアリーである。もうじきだよ来週15日が渋谷クアトロ。どうしよう。行くべきか。いやあのね、横浜サムズアップなら迷わず行くんだ。あのハコでJohn Clearyを見る事ができるなんてとんでもない幸せだと思うよ。特にあのステージ向かって左の突き出た席でかぶりついて見たりできたらねえ。しかし現実的な問題としてその時間に横浜行くのは無理。つまりね、そういう風に無理って考えてしまうこと自体、迷ってるっていうよりはなんか行けない理由を考えてるんじゃねえの、と自分を疑ってしまう。

なんかね、自分の中で、デレクとジョンクリは決して同じようなアーティストではない。なんていうのか、デレクの奏でる音楽のテーマは広い。対してジョンクリは、こう言ってはアレなんだけど、「ニューオーリンズヲタ」って感じもする。それは先入観に過ぎないことは分かってる。だけどその差が、きっと迷わせてるんだと思う。

と書いたところで、猪木さんの言葉を思い出したので、いいよもう、行ってやるよ。平日だから当券でも行けるだろ。

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やばい今見たらソロピアノライブが追加決定だとさ。こっちなら迷わず行くと思うが、両方行くってどんだけだっていう話かねどうかね。