Where the "Latin Goes Ska" goes?
年明けにはブルース・スプリングスティーン、デレク・トラックスの新譜が立て続けに出る。さあもう伝え聞くところによるとまたまたどちらも名盤のようだ。今からもう楽しみ過ぎる。
ところで2008年のコモンやQティップの新作は散々だった。個人的にどちらもひどかった。中の下よりも下。どちらも時代に規定された音としか耳に入らなかったのが残念だ。おっかしいなあ、T.I.は良かったんだけどなあ。もはやヒップホップに時代を牽引する力は残ってないってことか。
という枕からは全然話が飛ぶんだが、スカタライツの鉄板ソング「Latin goes ska」をようつべで見ていたら面白いことに気がついた。1984年と2007年のライブを比べると、曲の味わいに変化がある。
1984年。まだ大御所の皆さんが生きてらっしゃいます。
2007年。正味これがスカタライツかどうかっていう意見もあるけど。
特に際立ってるのは、ブレイク前のホーンセクションのフレーズのニュアンス。曲のキモの部分だけにちょっとびっくりした。これはローランド・アルフォンソの仕切りがあるかないかの違いなのだろうなあ。
以下おまけ。
多分フランスのバンド。
多分フィリピンのバンド。
コードの解釈がどちらもなんつーか大雑把で、こういうのも悪くない。がんばってんなあ。エイミー・ワインハウスのモンキーマンより数倍いいわ。