僕のiTunesに残ったいわゆる今のロックのバンド

人生は短い。さらにメモリは少ない。ゆえにいらない曲は耳から耳へ、どんどんゴミ箱へ行く。いわゆるロック名盤も、聴こうと思えば検索して聴けるんだから捨てる。そういう感じでリスナーが音楽を聴くってのはこれまでのポピュラー音楽の歴史の中でもないってことになる。ただでさえ情報量は取捨選択しなければならないほどに溢れている。新しい音楽も定番や鉄板の曲と並べて聴くことになるわけだからなおさら新しいロックつーのは分が悪い。

そういう中で、奇跡的に取捨選択の間隙を縫って俺のiTunesに生き残った現在のオルタナ系だかオルタナ風だかのバンドを三つ挙げてみた。自慢ではないがニルヴァーナからこっちのグランジだとかは一切知らない。つかカート・コバーンがなぜにすごいのかさっぱり分からない。きっとああいうのに魂震わせたりしてるのはリアルタイムでU2やましてやジョー・ストラマーに触れていない若者なんだろなーって勝手に解釈してて、いまだにニルヴァーナは腰入れて聴いたこともないんだが、まあいつかは聴くことになるんでしょうかね。まあそんな話はいいや。あとオルタナロックやカレッジロックの定義もイマイチ分からんからそういうのは間違ってるかも分かりません。ごめんなさい。

The Alternate Routes

まずひとつめ。The Alternate Routes。2002年コネチカット州で結成。2007年の曲「Time is a Runaway」がヒット。

日本で言うとミスチルって感じなのかな。歌詞がなんかとても無難な爽やかな、よくも悪くも今の邦楽ポップスのようで好きです。それでまあ、ナッシュヴィル的な味付けを感じるのは、カントリーみたいな歌い回しだからかも。

Audio Adrenaline

ふたつめ。Audio Adrenaline(オーディオ・アドレナリン)。クリスチャン・ロックとかいうジャンルのようだ。へー、結成は1989年で2007年に解散してるらしい。2004年と2006年にグラミーを受賞しているんだが、どちらもBest Rock Gospel Albumという部門

よく分からんのだがクリスチャン・ロックって日本で言えば「実は創価でした」ぐらいな感覚、でもないのかな、もうちょっと宗教寄りなのかね?もうこの時点で10年以上経ってるんだからそりゃあ間違いないでしょう。この他にも結構いろんな曲やってて楽しい。

こっちはまた全然違うバンドみたいだ。むしろ普通に聴けるんだけど、なんでこれ日本で流行ってないんかね。

The redwalls

最後にThe redwalls。2001年結成。

いやあホントに最初に音聴いた時は「ええ?」って驚いたんだが、PVを見て腑に落ちた。このファッション、この楽器に受けた。ブリティッシュ・インヴェージョンのギミックを使おうって思ったのは本人たちかその周りの大人かよく知らんが、ただそれだけのバンドなら無数にいるのは承知の上でやったんだから自信あったんだろう。実際、この人たちはもうちょっと別な音楽に裏付けされていると思う。ドラムが非常に好きなんだが、あれドラムはサポートなんだって?