Weed with Willie / Toby Keith

ウィード・ウィズ・ウィリー/トビー・キース。邦訳したら「ウィリーと葉っぱを」とか。


あの人のハーブは極上モノだっていつも聞いてたんで
ちょっとこらえきれなくなっちゃったんだよ
お前、やってもないのに甘くみんなよ、俺は試したんだってば
もう二度とウィリーと葉っぱを吸いたくないよ


そんで小さなテキサスの町で厳しい講義を受けたんだ
あの人はぶっといヤツに火をつけて周りに手渡した
俺がみんなに介抱される前にしゃべった最後の言葉、それは
「もう二度とウィリーと葉っぱを吸いたくないよ」


もう二度とウィリーと葉っぱを吸いたくないよ
俺の仲間は全員もうソイツにやられちまった
お前が俺に「old whiskey river」*1を飲ませるくらいならいいけどさ
もう二度とウィリーと葉っぱを吸いたくないよ


ウィリーの古いツアーバス「Honeysuckle Rose」*2に乗り込んで
一行はベガスへ向かった。あれはショーの後だったよ
前の席で、俺と彼のふたりっきりになっちゃってさ
ちょこっと一服したら「Grim Creeper」*3が体に入ってきた


(Chorus)


ギターを回しあって、冗談を言い合ってた時に
例の煙の臭いがしたんで、ああ来たか、と思ったんだ
いや俺は参加しなかったんだぜ、次のヤツに手渡したんだよ
ニッコリ笑って、コンタクト・ハイ*4でキマっちゃってね


(Chorus)


胎児のように丸くなって〜、アゴによだれを垂らしてね〜
結局またウィリーと葉っぱを吸ったのさ〜

ウィリー・ネルソン70歳のお祝いにトビー・キースが書いた曲。「ウィリーさん、パネエすw」というメッセージなんだが、大きな敬意と愛が感じられる。誕生会の模様で、真ん中の本人が実に嬉しそうにニヤニヤしているのがたまらなくいい。唄っている方も、聞いている方も、ニヤニヤ感を共有しているっていう…日本ではありえんでしょうね。

日本で大麻は違法のままで全然構わないんだが、こういう歌までも許されないような風潮はおかしい。この間の練マザの…まあいいや、イヤな話になりそうだし。

ウィリー・ネルソンっていう爺についてはココが感動的に詳しかった。

*1:1978年のウィリー・ネルソンのヒット曲、およびバーボンの商品名

*2:80年代のウィリー・ネルソンの映画の名前、およびウィリー・ネルソンのツアーバスの名前

*3:うまい訳が見つからなかったんだけど、ハロウィンの時のカボチャに書いてるような、死神みたいな、基本怖いヤツ

*4:吸ってないのに他人の煙でキマっちゃうっていう状態