Edgar Blanchard

Cosimo Matassa Story

↑これ聞いてたら、エドガー・ブランチャード(Edgar Blanchard)名義のStepping Highという曲に完全に持ってかれた。チンピラ感あふれる演奏。一体何者かと思っていろいろと。ブルース人名辞典より。

シンガー/ベーシスト/ギタリスト/サックス奏者。ニューオーリーンズR&B。72年ニューオーリーンズで死去。レイ・チャールズ50 年、ロイ・ブラウンの53年、プロフェッサー・ロングヘアの53年録音、アール・キングの55年録音、ギター・スリムの56年録音、リトル・リチャード、ビッグ・ボーイ・マイルズの56年、58年録音、ロイド・プライス、ギター・スリムで伴奏。個人名義のシングルも49〜58年にピーコック、スペシャルティ、リック、ブランディにあり、スペシャルティなどに収録された。(CD,BR,Ln)

Home of the Grooveより以下ヘタレ訳。

Edgar Blanchardは40年代から60年代にかけてニューオーリンズで活躍したすんごいギタリストの一人。であるけれども、彼自身の名義ではあんまり出していない。第二次大戦に従軍した後、 The Gondoliersというバンドを組んだ。ヒューストンのDon RobeyのBronze Peacock Clubで演奏しながら1949年にPeacock Recordsでレコーディングしたけど鳴かず飛ばず。その後ニューオーリンズに戻り、Dew Drop Innで演奏した。

引用中のDon Robeyという人は、知る人ぞ知るピーコックやデュークのレーベルのオーナー。1903年生まれ、高校中退してプロのギャンブラーになる。1930年代後半にLAでナイトクラブを経営し、1945年に生まれ故郷のヒューストンにBronze Peacock Clubを作る。ヒューストン界隈の音楽業界で幅を利かせた御大。後で調べてみる。Dew Drop Innはニューオーリンズの伝説のハコ。これも後で。

この辺りのニューオーリンズのレーベルって底なし沼なので、僕みたいな素人は近寄れません。なので、エドガーが演奏している、アマゾンで入手できるCDをいくつか。

New Orleans Piano: Blues Originals 2Creole Kings of New OrleansAtco SessionsLawdy! (+ Bonus Tracks)Mighty Might Man

と、いうことで。ほとんどメモでした。