まあ周りを見つつテキトーに

僕も大概にしとけよと言われるくらいには音楽ファンであるのだが、しかしこんな俺なんて屁にもならないほどに、いろんなマニアのブログなりサイトなりがネット上にはあり、特にカントリーやブルース、ソウルがやはりダントツで多い。面白いのもあればつまらんのもあるのはそりゃ一緒で、まあ一般的なのは盤のレヴューっていう形式のものか。でもこの場合は結構途中で休止してたりするのも多く、そりゃそうだよな、こんだけきめ細やかにレヴューしてたら、なんか仕事が忙しくなったり引っ越ししたり結婚したりあるいは病気になったりしたら、続けるわけにはいかんだろう。まあそういう時間がなくなるという理由が一番多いかも知れんが、思うに自家中毒に陥って辞めちまうっていうパターンも多かろうね。これ実際俺気をつけたいところだ。だから音楽については書くけれども、ジャンルは決めないし、敬体も特に揃えるつもりはありませんし、改行だってロクにしないし。自分勝手にやりたいんだけど無理もしたくないっていう、こんなんだったらやらなければいいのにって思うんだけど、それでもちょっと音楽についてだけは考えてみたいっていう…なんだ、もう自家中毒ですな。

んで最近はテキサスのツボにハマってるんだがふと気がついた。テキサンってのは当然テキサスが大好き、テキサスの歴史、テキサスの音楽が好きだ。だからテキサスの音楽についてのサイトだってそりゃあ多い。確かにサンアントニオ、ダラス、ヒューストン、オースティン、南に行けばメキシコがあるし、音楽についての話題は尽きない。でもちょっと待ってほしい*1。東に行けばそりゃルイジアナだが、西に行けばカリフォルニアって、そこですでにもうオクラホマニューメキシコやアリゾナはすっ飛ばしてる神経がよく分からないのだ。ないこともないっていうか、しっかりと音楽があることは分かってるんだよ。しかしどうもなあ、オクラホマニューメキシコやアリゾナっていうイメージを戦略的に打ち出した音楽や演奏家ってのが目立たない。マーケティングの伝統なのか、テキサスって言った方が座りがいいんだろうかね、田舎くさくていただけないってことかね。いずれにしてもぜーんぶテキサスっていうイメージに持って行かれてしまうこの音楽市場ってのがね、やっぱり憎めないなあアホらしくてさ。

*1:朝日新聞かよ!