音楽は売り物である

ブルーノート行きてえ

アシュフォード&シンプソン見てえ。しかしですね、ふるさとは遠きにありて思ふもの。ブルーノートもそういうもんだべ。あと確かに現役生活も先長くなかろうアシュフォード&シンプソンは見ておいて損はなかろうが、世界有数のオシドリ夫婦のライブを男一人で…

なんぞ、CDが売れないって話の中で

なんぞ購買層のほとんどはおっさんらしいっていう記事を読んだんだが、呼び屋の連れてくる外タレにしろ再結成にしろ再発にしろ、全体的にそういう事実があるってのは記事にならんでも薄々感じていたわけで。ガンズの新作はひどいんだ、っていう噂も聞いた。T…

サマソニはクソだった

ライヴ・イン・ブカレスト [DVD]アーティスト: マイケル・ジャクソン出版社/メーカー: Sony Music Direct発売日: 2005/12/07メディア: DVD購入: 66人 クリック: 328回この商品を含むブログ (91件) を見る2日めの東京開催のサマソニに行った。ものすごい数の…

Lawrence Welk

また凝りもせず。英語版Wikipediaより。ローレンス・ウェルクは1903年3月11日生まれ、1992年5月7日没。1951年から1982年までテレビ番組『ザ・ローレンス・ウェルク・ショー』のホストを務めたアコーディオン奏者でバンドリーダー。彼のスタイルは「シャンパ…

テキサスのレコード産業(戦前)

テキサス州サンアントニオ、州南西部の特に50年代から70年代くらいまでの音楽シーン自体は非常に謎めいていて、コンピCDでちょくちょく入手できるくらいで、チカーノのソウルにしてもコンフント・デ・ノルテ(でいいのかな?ノルテーニョ?)にしても、「見…

シンコーミュージックに罪はないけどね

今ちょうど仕事していたんだが、テキストエディットがフリーズしちまって、それを保存していなかったもんで萎えて今この文章を書いている。気分転換っつーのかね、現実逃避というのかね。それはそうと、テッド・ニュージェントというギタリストがいるんだが…

「音楽」と「音楽ビジネス」

なんかヒューイ・モーみたいな人のことを書くと、すべての「音楽」と「音楽ビジネス」は表裏一体なんだよな、ということを改めて実感させられる。それは悲観的というか否定的な意味ではない。プロレスを知っているか、知らなくても映画『Beyond The Mat』を…

レコード以前と以後

というわけで、どうにも逃亡奴隷、あるいは解放奴隷のなにがしか、に最近とらわれがちなのだが、要するに奴隷なんて言葉を簡単にこういうテキストに用いてもしっくり来るはずがないのは分かっている。1862年に奴隷解放宣言がなされたというのだが、じゃあそ…

逃亡奴隷と音楽

大西洋間の奴隷貿易によって、西アフリカの伝統的な音楽が新大陸に持ち込まれた、という記述の想像力のヌルさがもどかしい。仮に同じリズムでも、西アフリカにいた頃の世代のそれと新大陸で奴隷生活を強いられている世代とのそれは、あらゆる意味において異…

模倣と革命

一般的にアメリカ合衆国で流通している音楽のルーツを考えると、すべて南部が起源になっていることが分かる、とまあ別にこのトピック、結論を慌てなくてもいいんだが、ひとつだけおまけに、ヒップホップはニューヨークが起源だね、という話も付いて来る。北…