だら書きreview

第九章 一九八二年

ヒップホップ・ジェネレーション 「スタイル」で世界を変えた若者たちの物語について書いてます。1981年頃から1982年あたりまでの時代。レディ・ブルーというおネエちゃんがROXYというクラブを作った話。ドラッグカルチャーとの繋がりから論じる展開もあるか…

第八章 爆発寸前のズールーたち

ヒップホップ・ジェネレーション 「スタイル」で世界を変えた若者たちの物語について書いてます。超ごぶさたですが続き書いてみます。この章は1980年ジャストの話ですな。この当時、Hip Hopってどうなのよ、っていう話です。ダウンタウンでのHip Hopの捉えら…

第七章 世界は俺たちのもの

ヒップホップ・ジェネレーション 「スタイル」で世界を変えた若者たちの物語について書いてます。この章は前半では飛び抜けて面白かった。ジャジー・ジェイいわく、ブロンクスは一時的に「ヒップホップ大干ばつ」という時代になったのだという。どういうこと…

第六章 フューリアス・スタイル

ヒップホップ・ジェネレーション 「スタイル」で世界を変えた若者たちの物語について書いてます。ヒップホップ3人目の「オリジネーター」とも言えるグランドマスター・フラッシュ、ロっク・ステディ・クルーのリッチー"クレイジー・レッグス"コロン、あるい…

第五章 魂の救済

ヒップホップ・ジェネレーション 「スタイル」で世界を変えた若者たちの物語について書いてます。アフリカ・バンバータを中心に解説した章。クール・ハークからバンバータへ。著者ジェフ・チェン氏によるものすごーく理に適った章の並べ方が素晴らしい。ヒッ…

第四章 名を成した男

ヒップホップ・ジェネレーション 「スタイル」で世界を変えた若者たちの物語について書いてます。まるごとクール・ハークの章。いとうせいこうの「東京ブロンクス」や、大神の「大怪我」での冒頭のECDの部分であるとか、ヒップホップの源流をさかのぼろうっ…

第三章 血、炎、ときどき音楽

ヒップホップ・ジェネレーション 「スタイル」で世界を変えた若者たちの物語について書いてます。サウス・ブロンクスでも最大のギャングのひとつであるGHETTO BROTHERSの頭目、Benjamin Melendezの話を軸にして、70年代前半のヒップホップ以前のサウス・ブロ…

第二章 シプル・アウト・デー

ヒップホップ・ジェネレーション 「スタイル」で世界を変えた若者たちの物語について書いてます。この章はまるごとざっくりジャマイカ音楽史。ヒップホップの歴史を話すのであればジャマイカの話から始まるのは当然のことでして、それはよく言われるようにDJ…

第一章 ネクロポリスーー死の街

ヒップホップ・ジェネレーション 「スタイル」で世界を変えた若者たちの物語について書いてます。話は1977年ワールドシリーズ。NYヤンキース対LAドジャースの描写から始まる。黒人のメジャーリーガーにはジャッキー・ロビンソンという偉大な先駆者がいたが、…

止められない止まらない

ヒップホップ・ジェネレーション 「スタイル」で世界を変えた若者たちの物語作者: ジェフ・チャン,押野素子出版社/メーカー: リットーミュージック発売日: 2007/12/25メディア: 単行本(ソフトカバー)購入: 3人 クリック: 212回この商品を含むブログ (29件)…

Monte Montgomery At Workplay

Monte Montgomery at Workplayアーティスト: Monte Montgomery出版社/メーカー: CD Baby発売日: 2006/01/23メディア: CD クリック: 1回この商品を含むブログ (1件) を見るHarmonicというレーベルから2005年に出されたライブ盤。HarmonicというのはどうもMont…

Monte Montgomery

まともにCD買ってまともに何か感想書こうかっていう気がしないのは、自分に大した語彙もないからってのもあるけれど、自分の思い入れがクルックルーと空回りしているのが文章に見事に現れるのがツライというのもある。かつて「音楽ライター」という職業があ…

生物と無生物のあいだ

生物と無生物のあいだ (講談社現代新書)作者: 福岡伸一出版社/メーカー: 講談社発売日: 2007/05/18メディア: 新書購入: 56人 クリック: 1,487回この商品を含むブログ (1112件) を見る「生物と無生物のあいだ」この間読了。昨年売れた本でした。印象に残った…

『Songs』著・小尾隆

Songs―70年代アメリカン・ロックの風景作者: 小尾隆出版社/メーカー: STUDIO CELLO発売日: 2009/05/06メディア: 単行本 クリック: 2回この商品を含むブログ (4件) を見る文章って恐ろしいねえ。一読しただけでその人の知識量とか文才とかほんとに分かるもん…