この人が好きで

Johnny Guitar Watson

Real Mother for Yaアーティスト: Johnny Guitar Watson出版社/メーカー: Shout Factory発売日: 2005/10/11メディア: CD クリック: 1回この商品を含むブログ (1件) を見るiPodにそりゃあもういろんな音楽を入れて聞いてるわけだが、Johnny Guitar Watsonだけ…

Dave Dudley

すみませんプロレス話から始めます。プロレスはギミックというものを大切にする。Steve Austinは明らかに歴史上の人物、「テキサスの父」Stephen F. Austinに由来している。長州力が山口県出身だろうなとなんとなく思えるのは「だって名前が長州じゃん」とい…

DJ Kool Herc#2

テクニクスは日本の松下電器産業のブランド名で、1965年に国内市場向けのスピーカーに付けられたのが最初。その後ダイレクトドライブ方式のターンテーブルのブランド名として国際的に有名になる。1969年にプロ仕様としてまずSP-10を、次に民生用として1971年…

DJ Kool Herc#1

いわゆる「ヒップホップの父」、クール・ハークのことを考えると軽く夜も眠れなくなる、ってまあ最後には寝ちまうんだが。これこそ百聞は一見に如かずの典型例で、映像だったり音だったりでクール・ハークの活躍したそれこそまだブロックパーティだった頃を…

Flaco Jimenez#2

Flaco Jimenez#1 - 音楽・脳・アメリカの続き。エルヴィスの活躍をまぶしく仰ぎ見ながら、ヒメネスは確かにロックンロールの萌芽を感じたことだろう。しかし彼は彼で、プレスリーのバックコーラスのグループ、The Jordanairesとともにレコーディングしたり、…

Flaco Jimenez#1

相変わらずダラ訳しか脳がないんだが、これも好きこそもののなんとやらというわけで。今回はフラーコについて。ソースはFlaco Jimenez: The RootsWorld Interview 他です。ホンキートンクが白人の庶民、ザディコが黒人の庶民、コンフントはテクスメクス文化…

ダグ・サームを追う#4

ダグ・サームを追う#3.5 - 音楽・脳・アメリカの続き。カリフォルニアにいた時期のダグ・サームのアルバムは今聞くとどれも素晴らしい。商業的な成功という意味では、シングル「Mendocino」がちょい売れした程度で、1971年にはSDQは解散(というか休眠)して…

ダグ・サームを追う#3.5

ダグ・サームを追う#3 - 音楽・脳・アメリカの続き。ヒューイ・モーの仕掛けと相俟って、一躍全国的な人気者になったダグラス卿。ここでまた覚えて損はないのが、1965年にアラバマ州セルマからモンゴメリーへ行進したという事件。史跡めぐり・アラバマ州の選…

ダグ・サームを追う#3

ダグ・サームを追う#2 - 音楽・脳・アメリカの続き。ダグ・サームはドリー・ファンク・ジュニアと同い年の1941年生まれということを書いた。ドリーの弟テリー・ファンクは3歳下の1944年生まれ。1965年、21歳でプロデビューしている。大学に行った兄とは異な…

ダグ・サームを追う#2

ダグ・サームを追う#1 - 音楽・脳・アメリカの続き。ダグ・サームのアイドルはFreddy Fenderであったという記述もライナーノーツにあるんだが、ダグ・サームの4歳年上のフレディが「Wasted Days and Wasted Nights」でヒットしたのが1959年で21歳。この若い…

ダグ・サームを追う#1

「テキサスにダグ・サームあり」と認識されるようになったのはいつなんだろう。YouTubeで見る事ができるSDQの「She's About A Mover」の映像は、女子供がキャー、というよりもギャーと、まるで椿鬼奴みたいな声を挙げているんだけれど、あれはテレビ用の演出…

Cowboy Troy

なんとなく自分でも分かっていることなんだけど、例えば鳥居みゆきのことを「あんまり好きじゃないんだよね」みたいに他人に言うんだけど、そういう場合は確実に鳥居みゆきが気になって気になってしょうがないわけで。だから前回のエントリーにも「カウボー…

Charley Pride

カウボーイ・トロイに覚える違和感を説明すると、恐らくこうだ。黒人がラップやってて当たり前じゃないか、ということ。前の日記ではジェロの海雪と比較してみたんだが、ジェロの方が堂々としているような気がする。今目の前のステージに黒人が立っていると…

Ted Nugent

それにしてもアーティストが政治性を持つと、保守かリベラルかに関係なく、ちょっと胸がざわめく。こないだビヨークが中国のコンサートでチベット解放だか言ったというのがニュースになったが、アーティストの政治性についてはまた別に考えてみたいものだ。…

Freddy Fender

暖かくなってきましたね。うっすらとまた燃料(CD)を仕入れに渋谷のタワレコ行ったもんで、いろいろナニがいいカニがいいと他人の話に聞いていた新譜をあれこれ試聴機で聞きつつ、下から上まで死亡遊戯をしていたのだが、なんかねえどうも最近CDが高い。売…

Alison Kraussに惚れている

単純に歌がうまいとか声がいいとかいうのは、顔どうのこうのではなくて惚れる重大な一要素であると思う。なおかつ彼女の場合は容姿だって相当いい。彼女の髪の色は明るいブロンドなのか濃いブラウンなのか、いまいち判然としないが、そんなの関係ない。ライ…

伊藤咲子

その時代の音楽をなにがしかの形でとらえることができるのは、多分その時代の20年後にならないとできないんじゃないだろうか。例えば現在進行中のジャマイカ音楽、レゲエにしたって、せいぜい系統立てて語ることができるのはスレンテン誕生前夜あたりまで、…