ビートルズのなんちゃらについて

ニッポン放送が好きでねー。特に朝の時間帯。小倉淳っていうバブルを引きずった元日テレで現在フリーのアナウンサーが、女遊びも飲み歩くことも遠ざけて早朝4時頃から仕事してるってサマだけで、まず気分を引き締める。それから朝6時、朝の顔は上ちゃんこ…

Monte Montgomery

まともにCD買ってまともに何か感想書こうかっていう気がしないのは、自分に大した語彙もないからってのもあるけれど、自分の思い入れがクルックルーと空回りしているのが文章に見事に現れるのがツライというのもある。かつて「音楽ライター」という職業があ…

またRIPですね

いやでも若いだろまだ。ええ?http://oops-music.com/info/view_news_rss.html?nid=50144Roots Radicsに対しては常に尊敬している。尊敬せずにはいられない。打ち込み前夜まで、これ以上ないバンドサウンドを研ぎすました連中である。ちょっと前にスラロビが…

Johnny Nash

現在も世界各地でReggae Musicは誤解も含めていろいろと解釈されながら発展している。それだけReggaeには何かがあると思う人は多い。ジョー山中のことではない。Johnny Nashっていう人は全然Johnny CashともNashvilleとも関係ないレゲエの人なんだが、この人…

未だ旅の途中

こうして音楽を普通に聞いて暮らしているだけでも、いつまでたっても自分がモノを知らないことを知らされる。およそ音楽マニアってのは、図書館学、書誌学のイメージで、レーベルの製造番号を001から順番に揃えるようなタイプから始まるのかもしれないが、そ…

夏だね

「黒い太陽」というキャバクラ漫画で、千鶴は太陽のようなキャバ嬢と表現されている。千鶴の前では、全ての男が、ニキビ面の少年に戻れるんだと。Twista / SunshineTwistaみたいなおっさんラッパーでもそれは同じでしょうな。さあ、せいぜい夏を満喫しましょ…

俺の2009年夏フェス

音楽を聞くってことは旅をするってことと同義である。なんつって。忙しく夏フェスなんぞをあさらなくても、俺はお家で勝手に「自分夏フェス」をするから大丈夫。休みの日には適当に飲み物と食い物を買い込んで、家でCDでも聞いて楽しみますわい。 昼:Hootie…

Devin the Dude

梅雨からすぐに夏の気温になり、食欲も減退しましたが、Devin the Dude他のScrewed盤をずっと聞いたら、みるみる体調が回復しました。これもテキサスはヒューストンの皆さんのおかげです。本当にありがとうございました。Screwed and Choppedは一過性の流行…

やばいもう夏

マイケル追悼関連のblogは。分かったような分かってないような喉元過ぎたらどうでもいいような文章ばかりである一方、向こうのmp3blog界隈の連中は追悼uploadしてくるブツがもうすごいのばっか。音楽に対しては音楽でしか語れないっつーのは本当かもしれん。…

煙たい女

ふらっと巡回して行き着いた、ちあきなおみの喝采って歌。 ええ曲です。他のさまざまなアーティストが喝采をカバーしてるんだが、どうにもコメントが手厳しい。痛いぐらいのちあきなおみ信者が思わず書き込んでしまう様を見ると、きっとそれだけちあきなおみ…

R.I.P.Michael

マイケルのディスコグラフィを年齢別に並べた。これはみうらじゅんメソッドと勝手に呼んでる。個人的により分かりやすくするために、ボブディランだけではなくてブルース・スプリングスティーンが同じ年齢でリリースしたアルバムも併記した。自分の年齢と近…

Edgar Blanchard

↑これ聞いてたら、エドガー・ブランチャード(Edgar Blanchard)名義のStepping Highという曲に完全に持ってかれた。チンピラ感あふれる演奏。一体何者かと思っていろいろと。ブルース人名辞典より。 シンガー/ベーシスト/ギタリスト/サックス奏者。ニューオー…

「In the pines」を調べてみた

"In the Pines" は、"Black Girl"とか"Where Did You Sleep Last Night?"とも呼ばれるトラディショナルなアメリカンフォークソングで、多分1870年代頃にアパラチアの南部でできたメロディじゃないかと言われている。作曲者は不明。ただし、歌詞にはめっちゃ…

Jerry Reed!!

実はトラックのエントリー以来、Jerry Reedを四六時中聞いている。めちゃくちゃハマっている。普通のアーティストは、一時期の才能と最大瞬間風速だけで長く食っていくものだろうけど、ジェリー・リードの場合、いつの音や映像を聞いても、おっさんなのにガ…

Can I change my mind

Reggae musicは、かれこれ50年近くも、ジャマイカ以外のほとんどすべてのミュージシャンや音楽関係者にとって、素晴らしい知見となりえてきた。それを正確に理解しているかどうかはともかくとして、ある意味ミュージシャンたちの拠って立つ音楽の根幹に、ま…

デレクが来るらしい

DTB

これはひどい。ひどすぎる。http://udo.jp/Artist/DBDTB/俺はウドーのこういうところが大嫌いだ。なぜドゥービーなのかと聞いても意味はない。ドゥービーの客は読めるけど、あいにくデレクの客は読めない、デレクを知らないおっさんがいるとしたら足を運んで…

Sugarlandについてうまく言えない

Sugarlandっていうカントリーのすてきな二人組(だったか三人組だったか)がいます。個人的な感想を率直に申し上げますと、かなり困ってます。音楽もPVも、存分にアメリカ的なカブキ方をしていて、曲も完全に数字をはじき出せる名曲揃いで、それなりのカント…

俺流女の子牧場

ネタのつもりで書いてみた。今は反省している。カントリーの女性シンガーを萌え悶えながら聞いてみようって主旨。別に詳しくはないが、詳しくなれればいいなあとはいつも思ってます。 Kathleen Edwardsたん。 1978年生まれ。この顔アリです。サブカル入って…

Kut Kloseの名前について

エラい人、賢い人、世の中にはほんとにいっぱいいますね。ライフハックなんてものより、「身の程を知る」ってことから始めたほうがよさそうっていうくらい、すごい人はいっぱいいる。例えばリズム&ブルーズの政治学っていうアーカイブスは、とても一度では…

キヨシローのこと

Memphis(紙ジャケット仕様)アーティスト: 忌野清志郎出版社/メーカー: EMIミュージック・ジャパン発売日: 2008/07/23メディア: CD クリック: 2回この商品を含むブログ (4件) を見るもちろん比べるわけではない。比べるわけではないが、ジェリー・ガルシアや…

奄美の職人技

奄美の島唄がすごいってのは、恐らく多くの音楽好きの方々が気づいていることだろう。特に長く続いた圧政から生まれた音楽であるという歴史は、アメリカ南部発祥のbluesと重ねて見る事もできる。比較的気楽なムードの漂う琉球の島唄をカリブの島々に喩えるな…

トラックの時代

少しだけトラッカーソングに触れたんだが、自分がトラックの基礎すら知らないことに愕然とした。のでダラダラと動画を並べてみた。 映画 まずトラック映画について。トラックを題材にした作品は「They Drive By Night (1940)」など数多くあったが、ひとつの…

500 Miles Away From Home / Bobby Bare

ふるさと離れて一千里 / ボビー・ベア ふるさと離れて一千里 おっ母さんの手紙を読んだら涙が落ちてきた 愛する息子よ 早く帰って来ておくれ 荷造りなんかいらないよ 今すぐ帰ってしまおうか 今オイラはふるさと離れて一千里 里から離れて 里から離れてヨオ …

アレサとその他のQueenたち

Amazonの策略にまんまとはまった、というような買い方をしていると、「あなたの欲しいものリストに入っているものを買っている人はこんなものも買ってます」で必ず張り付いてきてたのが、アレサ・フランクリンのこの盤だった。Rare & Unreleased Recordings …

だって万引きしようがないもの

音楽を盗むこと: それは悪か善か?という記事読んで、半分納得したが未だ納得できない部分もありました。ごく最近の、個人的な身の回りの音楽環境を整理して考えてみようと思います。CDは買います。月に10枚いくかいかないか。タワレコその他のレコード店に…

Weed with Willie / Toby Keith

ウィード・ウィズ・ウィリー/トビー・キース。邦訳したら「ウィリーと葉っぱを」とか。 あの人のハーブは極上モノだっていつも聞いてたんで ちょっとこらえきれなくなっちゃったんだよ お前、やってもないのに甘くみんなよ、俺は試したんだってば もう二度…

ふと思い出した話

そういやなんで自分がUKに思い入れがないか、という理由を言うのに、ちょっと思い出した話がある。ロンドンに行ってたヤツがいる。当時ドラムンベースが最先端っていう時期で、そいつも渋谷と六本木のwaveを自転車で往復していたようなヤツだったので、案の…

Already Free感想・その3

DTB

Already Free感想・その1でもAlready Free感想・その2でも、実際大した感想は書いてないな俺。あれから一ヶ月経って、少しは感じ方も変わったのかどうかってことで書いてみる。デレク・トラックス・バンド(以下DTB)のレビューをあちこちで見るんだが、デ…

同意できるところとできないところがあった

http://anond.hatelabo.jp/20090308235742 ProToolsの弊害は、パフォーマーの芸を「芸」として見えにくくしているところがある。録音されたモノは限りなく編集することができるわけで、その録音物とライブを対比して、例えばN島M嘉の歌が実際上手かどうかを…

Ashford & Simpson

音楽と一口に言っても、主流、傍流、三角州、霞堤、魚道、扇状地、天井川、感潮区間*1とある中で、ソウルミュージックの主流であるモータウンなんて取り上げても、半可通を自認する自分が他の詳しい方よりも面白いとは思えないし、そもそもモータウンという…